「プチ断食」でアンチエイジングもダイエットも?宿便はありえない?ためしてガッテン11/7

プチ断食はダイエット、メタボ予防、アンチエイジング、便秘解消、宿便どっさりとうの効果があるって、いろいろなところで耳にしたり目にする機会が増えました。
ホントのところ教えて、ためしてガッテンさん!

★週末プチ断食の効果★
4名がホテルで週末プチ断食。
1週間目
昼食…タピオカ入り抹茶ミルク205kcal
夕食…洋風茶わん蒸しとアスパラスープの二層仕立て220kcal
朝食…タピオカ入り抹茶ミルク
昼食…マンゴーと野菜と豆乳のジュース 220kcal
夕食…ジャガイモとマッシュルームのポタージュ 250kcal
2週間目も同様

4名の結果は
・体重減少
-2.8kg、-3.25kg、-2.55kg、-4.4kg
4日間のプチ断食では、最大でも0.8kg~1kgしか減らない計算になります。
この体重減少の結果は、他の日も食事を減らしていたということ。
このようについついやりすぎてしまいがちになるので、ケトアシドーシスに注意。

・中性脂肪
65⇒65、170⇒105、76⇒66、37⇒29
1名が劇的改善。

・ケトン体
419⇒1434、104⇒1257、1294⇒3152、96⇒2393
4名とも爆発的に向上!

■プチ断食で劇的に増えたケトン体の働きとは?
人間が飢餓を生き延びるために兼ね備えていった仕組み。
脳のエネルギー源はブドウ糖、血液にのって運ばれてくるブドウ糖を大量に消費して働いています。
長い時間空腹でいると脳に十分な糖が送られなくなりエネルギー不足で困ってしまいます。
すると体の中では、体の脂肪を分解してケトン体を作り始めます。
このケトン体が脳に運ばれ、糖の代わりに脳のエネルギーになります。

ですが、ケトン体は酸性。酸性のケトン体が体内で増えすぎると、体全体が酸性になり、場合によっては意識障害や昏睡に陥ることもあります。(ケトアシドーシス)

糖は脳の大切なエネルギー源ですが、糖が足りなくなっても大丈夫。
血液中の糖が足りなくなると、身体の脂肪を分解してケトン体を作って糖の代用品とします。
食事の量を減らしすぎたりすると、ケトアシドーシスに注意が必要とのこと。


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■1944年 アメリカミネソタ州での実験
アンセル・キーズ博士のもと、兵士がどのくらいの栄養状態で戦えるのかを検証するのが目的。
36名の健康な若者が志願して参加。

・食事は朝と夕方の1日2回。(カロリーは半分程度、約55%、1750kcalを摂取。)
・普段の生活に加えて、登り坂に設定した機器でウォーキングをおこなうなど、しっかり運動を行った。

6か月後
・ガリガリに痩せた肉体。
・心臓が小さくなっていた。

心臓は筋肉でできています。
栄養が不足すると脂肪だけでなく筋肉をも分解してしまいます。

■プチ断食するときの注意
・1日のタンパク質量(推奨量)
 成人男性…60g
 成人女性…50g

牛肉だけで食べるなら300g必要。豆腐だけなら4丁。魚なら4切れ。
栄養バランスの点から単品でとることはオススメできませんとのこと。
 
■1日断食大実験
・青チーム3名…1日何も食べない
・ピンクチーム3名…普段通りの食事

東邦大学 総合診療・救急医学講座 瓜田純久教授が診断。

6名の吐く息を検査。
絶食すると吐く息に変化が。絶食後のピンクチームは水素ガスの量が増えています。

食事をすると小腸で消化吸収されて食物繊維などの食べ物のカスが大腸へとすすみます。
断食をすると、小腸では消化吸収能力が低下してしまいます。
(※人によって程度は異なります)
すると食事を再開してもちゃんと消化ができないために未消化の食べ物が大腸に入っていくことになります。
未消化の食べ物を大腸の腸内細菌が食べて出すのが水素。

「わずか1日の絶食でも小腸の消化吸収力が低下することがしられています。しかも回復には数日要する場合があります。頻繁に絶食を行うと必要な栄養素が入ってこないリスクがあります。」(瓜田先生)


★プチ断食で便秘解消、宿便どっさり?★
大腸肛門病 消化器内視鏡 専門医 黒田俊彦先生より。

内視鏡で検査した人数は1万人は超えていると思いますが、その中では見たことがないですね。宿便は理論的にはありえない。」(黒田先生)

腸の壁は粘液が分泌されており、そもそも便が非常にこびりつきにくい場所です。しかも腸の壁の細胞は次々に剥がれ落ちては新しく作られています。
身体の中で最も入れ替わりの早い組織です。
仮に便がへばりついたとしても、すぐに壁ごとはがれてしまうのでこびりつき続けることはありません。

そもそも宿便とは?
腸内に長くたまっていた便(広辞苑)だそうです。
では、ただ出番を待っている便?

便は食べかす(食物繊維)などで構成されています。
断食するとそれらが無くなり、残るのは腸内細菌、腸の剥がれ落ちた細胞の死骸。(出てきたとき、緑色をしていたりべたっとしていたり。)
それらを腸の壁に張り付いていた宿便だと聞かされていたような…

■空腹期強収縮
お腹がグゥーとなる時、胃や小腸では食べかすや細胞の死骸などが空腹期強収縮によってどんどん大腸そして肛門へと送り出されていきました。
役割は胃腸のお掃除なので、便秘改善にもつながると考えられます。

夕食後、空腹期強収縮は食後7時間で起こっています。
ここで朝ごはんを食べると、空腹期強収縮に加えて胃・大腸反射のぜん動運動が起きます。
ダブルの効果で理論的にはさらに便が出やすくなります。


★プチ断食でアンチエイジング★
金沢医科大学 糖尿病・内分泌内科 古家大祐教授より。
プチ断食に参加した人の長寿に関わる遺伝子の発現をチェック。

プチ断食をした4人中2人に1人が長寿遺伝子によるタンパク発現量が増えていました。
古家先生によると、これはプチ断食の効果と考えられる。日程が短かったことから全員が一様に上がらなかったとのこと。
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「我々の体を若返らせていつまでたっても健康でいられるようにするような遺伝子ですね。長寿遺伝子のスイッチをONにするのに重要なのが空腹であるという事がわかったんです。プチ断食が長寿遺伝子をONにすることができるわけです。」

■1日3食、 腹八分で
1日の全体でカロリーを25%減らしたところ、4人中4人が長寿遺伝子によるタンパク発現量が増えていました。
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長寿遺伝子がどの程度長寿に効果があるかはまだ研究中とのこと。
老化を抑える有力な因子の一つとして注目されています。

最後に、成長期の子供さんや65歳以上の方は無理なプチ断食はしないように注意してくださいとのこと。

以上、いろいろな観点でプチ断食の効果が検証されました。
プチ断食をしたいかどうかはご自分の判断でという事でした。
さて、とりあえずは腹8分目を心がけてみます。
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  • 2012/11/08 07:35
  • マサ
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  • 2012/11/11 21:00
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まとめ【「プチ断食」でアンチ】
プチ断食はダイエット、メタボ予防、アンチエイジング、便秘解消、宿便どっさりとうの効果があるって、い
  • 2012/11/13 10:16
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くりっく365FX業者