酵素ってホントに効果ある?酵素ダイエットの真実は? ブロッコリースプラウトのスゴさ! 石川三知さんのメダリスト栄養指導 あさイチ4/23

酵素って、なんとなく魅力的な響きがあります。良くわからないけど、何となく良さそうなのね。
美肌やダイエットにもいいらしいって言うし…
体の酵素を無駄遣いしないように、酵素いっぱいの食事を摂るといいって聞いて実践したり、酵素サプリを飲んでみたり。
米ぬか酵素風呂も数か月続けたことがありました…
最近はグリーンスムージーにはまっています。

4月23日のあさイチでは酵素の実力徹底調査と、体内酵素を活性化する方法が紹介されました。

出演の平山あやさん
毎朝酵素を豆乳に混ぜて飲んで美肌、体が軽くなるなどの効果を実感してるって!
ジューサーで絞った野菜と果物のジュースも飲んでるって!
 (グリーンスムージーを飲んでるってブログにもありましたね、グリーンスムージー作り方

柳澤秀夫さんは、ブロッコリースプラウト3食食べてるって!
水道橋博士さんは、酵素パワーで体重が落ちるだのなにかと楽屋では酵素の話題が花盛り! 

実は良くわからない酵素、本当のところはどうなの?

今日の解説は愛知学院大学心身科学部長 大澤俊彦教授(健康栄養学、機能性食品に詳しい)

酵素の一番の長所は?
・食べる前に酵素が食べ物に働くことで、タンパク質・脂質・炭水化物の分解を助ける作用が大 。
・いろいろな機能を持った成分を酵素が作りだすことができます。

食べる前の段階で酵素の分解する力を利用すると、胃腸での消化吸収が楽になります。
摂取した酵素が体内で酵素としての働きをするわけではありません。

果物・野菜の酵素の働き
・キウイ、パイナップル、ショウガ…タンパク質を分解
・大根、キャベツ、山芋、バナナ…炭水化物を分解
・アボカド、カリフラワー、セロリ、きゅうり…脂質を分解

納豆や味噌、塩麹は酵素の塊。

酵素でダイエット?
酵素がによっていろいろな有効な成分、特にダイエットに効く成分(ポリフェノール、アントシアニン等)ができてきて、こういったものが、ダイエットに効くという研究があります。
そのなかで大豆とかレモン、ココア、紅茶にそういう成分にそういう作用があるという論文が最近出ています 。

酵素でカロリーが減るということではありません。

酵素のウソ・ホント Q&A
酵素は42度以上の過熱で活性を失う?
酵素は48℃以上で死滅する?

駒沢女子大学 西山先一郎教授は酵素研究のエキスパート。

キウイの荷重に含まれるたんぱく質分解酵素での実験結果は、
30~60℃の間で活性
熱すぎないというのが大切
酵素はタンパク質なので、生きる死ぬの問題ではありません。
一度熱しすぎると蛋白質の構造が変わるので酵素としての働きをしなくなります。
 電子レンジは短時間で高温になるので、おススメできません。
冷凍庫でも酵素はゆっくり働いているので、いつまでも置いておくと食品は変質していきます。

酵素を摂るには朝一番に野菜ジュースだけがおススメ?
酵素はPH2~.3などの強い酸性では働きません。
というわけで、胃の中は強い酸性なので食物に含まれている酵素は働きません。
酵素自身が分解されてしまいます。
ただし、野菜や果物の細胞膜は非常に硬いので、ジュースにして飲むのは消化の点で意味があります。

ジュースにはそれに含まれる有効な機能性成分が色々あるので、
酵素を飲んで効果があるというわけではありませんが、体の中の酵素の働きを高める働きはジュースの成分にはたくさん入っています。 


・平山さんの酵素を混ぜるやり方について、いろんなものを混ぜたジュースであれば、お互いに助け合って新しい物質をつくったりすることも大いにあるとのこと。 

酵素は肌から入ると細胞を活性化しツルツルにする?
皮膚の表面に作用してツルツルになることもありますが、
酵素が作用を保ったまま皮膚から入るのはまずありえません。
酵素風呂では、おがくずにいた微生物が働いて、体の中にいい成分を作り出してそれが体に入ってくるということは大いにあり得ます。

酵素風呂の前に飲むジュースは、酵素の力を利用して作ったエキス。
その成分によって体内の酵素を活性化することはあります。

牛乳を食べる前に飲むと胃酸が中和されて摂った酵素が働きやすい?
胃酸が出すぎると腸のほうへ行ってしまい、体の調子が悪くなります。
そういう意味で、牛乳が中和するというのは効果があります。
酵素は食品として摂っても、体の中で働くことはありません。

高速のミキサーなどで壊れますか?
酵素そのものは、PHや熱には弱いものですが、高速のミキサーで壊れるということは特にありません。
ビタミンCなどは壊れやすいと言えます。
空気で酸化されやすい種類の酵素は、高速だとそういうこともあるかも知れません。
ジュースを低速で時間をかけるほうがよいか、高速で早く作るかは、あまり気にしないで良いとのこと。

酵素ドリンクの効果は?
リンクに入っている酵素と体内にある酵素は区別して考えましょう。
ドリンクとして飲んでも、酵素として吸収されることはありえません。
ドリンクの中のいろいろな成分が体の中の本来持っている酵素を活性化する効果は期待できます。 

・酵素ドリンク(清涼水)の多くは加熱処理されているので、酵素そのものが入っていることはありません。
体に有効な成分が含まれているということはあります。

酵素はアレルゲンになりますか?
酵素だけではなく、ほかのタンパクも全部なりえます。


体内の酵素の働きを活性化するためにはビタミン・ミネラル?
酵素の3つの働き
・消化する酵素
・エネルギーを生み出す酵素
・疲労回復に役立つ酵素

これらの酵素の働きをアップさせるためにオリンピックメダリストの食事から学ぶ!

体内酵素を働かせる食事・メダリストの食事
スポーツ栄養アドバイザーの石川三知さんは、荒川静香さんや末續信吾さんなど数々のオリンピック選手の食事を支えてきました。
現在は高橋大輔さんの栄養指導をされています。
遠征時も含めすべての食事を石川さんが作っているとのこと。
石川三知さん著書
勝負食 トップアスリートに学ぶ本番に強い賢い食べ方 (講談社プラスアルファ新書)
決定版 スポーツをする人の勝利食 (今日から使えるシリーズ)

石川さんがメニューを作るときに重要視しているのは、ビタミン、鉄や亜鉛等のミネラル。
消化やエネルギーを生み出す役割の酵素の働きを 植物に含まれるビタミンやミネラルが活性化してくれるからです。

昨年12月のNHK杯の時高橋大輔さんのメニュー
疲労回復メニュー
・野菜ピクルス
お酢に漬けてあるので、ミネラルの吸収が良くなります。
・具たくさん汁(あさり、大根、人参、ごぼう、豆腐、水菜、つくね?等)
貝類、根菜類に入っている鉄、亜鉛が疲労物質をなくす酵素を活性化します!

試合会場に移動して着いた日の夜に良く食べるメニューです。

疲労が蓄積すると、老化が進みます。
スポーツ選手は過度に運動をして疲れており、肉体的には老化しているのと同じ。  
疲労回復メニューは私たちにとってもアンチエイジングメニューということ

エネルギーを効率よく生み出すメニュー
試合が近くなったときに作るメニュー
・ポテト・コーンスープ(どちらもエネルギーの素となる淡水化物)
・グリーンサラダ(ブロッコリー、トマト、グリーンリーフ類、パプリカ、スプラウト等)

野菜のビタミンB群がエネルギーを生み出す酵素を活性化。
ドレッシングにはゴマと小麦胚芽が入っており、ミネラルが摂れて酵素の働きをさらに良くします。
(石川さんのレシピは あさイチHPに) 


石川さん流の野菜の摂り方でミネラルたっぷり!
ポイント
野菜の実・葉・根を合わせて摂取
根菜…疲労回復のミネラルが多い
葉物(キャベツ・レタス等)…ビタミンB群、ミネラルが多く、エネルギーを生み出す
実(トマト等)…種を守るので、ポリフェノールやビタミンC・E等抗酸化物質が多い


スプラウトのスルフォラファンのパワー
ブロッコリースプラウトには、食べると得られるスルフォラファンという成分が豊富。
肝臓には発がん物質などの働きを解毒する酵素があり、ブロッコリースプラウトを噛むとスルフォラファンが口の中で活性化されます。
それが、肝臓に届き解毒酵素の働きが活性化されます。
(アブラナ科の芽に含まれているイソチオシアネートという物質がそういう作用を持っています。)

発芽して間もないブロッコリーには、成熟したブロッコリーと同量のスルフォラファンが含まれており、
スプラウトで食べるのが効率がよいということ。

食べ方
一度スルフォラファンを食べると、その効果は二日間ほど持続するが、3日目には落ちていきます。
3日に一回食べると効果が持続します。

※体に良い成分も大量にとれば必ず毒性を持つようになるので、
できるだけバランスをとって、色々なものから摂るようにするのが良いでしょう。
芽だけが良い成分ではなく、成熟したものにはまた別の栄養素があります。

スプラウトQ&A
スルフォラファンは過熱料理しても大丈夫?
ブロッコリースプラウトのスルフォラファンは糖がついている形なので、割合安定しています。
ものすごく過熱するとダメになります。

芽が良いというのであれば、もやしはどうですか?
ブロッコリーはアブラナ科、もやしは豆もやしであったりとか、種類によってできてくる成分は違うので意味がなくはありません。
異なった芽を組み合わせるとよいでしょう。

肌のシミには効果がありますか?
研究は進んでいるがまだまだわからない。
人で効くというのはデータが出つつある段階。

沖縄の青パパイヤ
熟す前に収穫したもので、ぬちぐすいと言われるものの一つです。

鹿児島大学名誉教授 石畑清武先生は熱帯の果物の研究が専門でパパイヤ博士とも。
先生によると、青パパイヤの酵素は最強の酵素と言われており、
タンパク質・脂質・炭水化物を分解します。
このような総合的な酵素を持った果物はそう例はありません。
沖縄では300年以上前から日常的に食べられてきました。

大宜味村の長寿メニュー
イーチョーバーの天ぷら(カゼ予防)
ハンダマのみそ汁
三枚肉のラフテー
青パパイヤのチャンプルー(パパイヤの甘さと鰹節がマッチ)
青パパイヤのしりしりサラダ


今日わかったことは、
・酵素を食べても体の中では酵素としては働きません。
・食事に気をつけて、ビタミンやミネラルで体内酵素の活性化をはかりましょうということでした。

体内酵素の働きを活性させて、アンチエイジングに生かすことを学びました!
これで、止めていいものと続けるといいもの見分けがつくようになったかな。
アンチエイジングのために疲労回復ミネラルと、ビタミンたっぷりの食事を心がけましょう!
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